マイクロソフト株式会社は8月15日、米Microsoft社が全世界の42市場において、PCのウイルス駆除とチューンアップを行うスキャニングサービス「Windows Live OneCare PC セーフティ」(米国では「Safety Scanner」)の提供を開始したと発表した。同サービスは、一般ユーザー向けに無料提供されるオンデマンド型のPCスキャニングサービス。これまでのベータ版期間中は「Windows Live Safety Center」として提供してきたが、今回より正式サービスに移行した。サービスメニューは3種類。ウイルス、スパイウェア、その他の好ましくないプログラムをチェックし、除去すると共にインターネット接続の脆弱性を検査する「プロテクト スキャン」、HDD上の不要な一時ファイルをチェックし、削除または圧縮すべきファイルを提示・削除することでPCの効率化を支援する「クリーンアップ スキャン」、HDD上の断片化されているデータをデフラグすることによってPCのパフォーマンスを最適化する「チューンアップ スキャン」をそれぞれ利用可能。デフラグ機能や一時ファイルの削除等、Windowsの基本機能と重複するものも多いが、クリーンアップ スキャンでは、アプリケーションの削除後に残っている不要なデータのレジストリ削除も行える。http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2782