凸版印刷株式会社およびエイケア・システムズ株式会社は8月1日、電子メールの信頼性を向上させる「電子署名付き電子メール」(S/MIME)を使用した「TOPICA 電子メールデジタル署名付与サービス」を共同で開発、同日より販売を開始した。本サービスは、凸版印刷が提供するインターネットデータセンターサービス「TOPICA」のデジタル署名を利用することで、電子メールによるフィッシング詐欺の防止を可能にしたASPサービス。導入初期費用は50,000円からで、電子証明書費用が185,850円、利用費用は1通あたり2円となる(すべて税抜)。企業や団体が、ECサイトや会員制サイトなどのWebシステムからユーザへサンキューメールやID/パスワード通知メール、メールマガジンなどを送信する際に、デジタル署名を付与することで、メール受信者は送信元が実在する企業・団体であること、そのメールの通信内容が途中で改竄されていないなどを容易に確認できるようになる。デジタル署名の付与にはエイケアの開発したデジタル署名付与機能付メールサーバを採用しており、ユーザ企業は安価かつ短期間でセキュアな電子メールの配信が可能となる。http://www.topica.ne.jp/service/e-mail.html