株式会社ソリトンシステムズは6月7日、情報セキュリティ統合エージェントを開発したと発表した。セキュリティソリューション「Soliton Smart Security」として、同日より受注を開始した。本ソリューションは、セキュリティの脅威の多様化とともに、複数の製品を組み合わせて導入したいという要望に応えたもので、同社既存の各Securityコンポーネントを有機的に統合化している。複雑化する情報セキュリティに統合的に対応するために、企業のセキュリティ対策を「アプリケーションセキュリティ」「ネットワークセキュリティ」「ユーザーセキュリティ」の3つのレイヤに分類する。個別のセキュリティレイヤのみを対策することも可能で、複合的に対策する場合は、統合型エージェントの設定追加や変更を行うことで、クライアントPCなどに自動的に追加、変更を管理システムが行う。クライアント用のソフトウェアを統合しており、複数の機能を同時に導入する際でも、エージェントソフトウェアは1回のインストールで済む。単体での導入も可能で、後で他の機能を追加する場合は、ライセンスの購入だけで対応できる仕組みになっている。Winny対策や、日本版SOX法における内部統制制度への対応支援などにも有効であると同時に、低コストで運用負荷の少ないセキュリティ対策を実現するソリューションとなっている。価格は10ユーザで48万円から。http://www.soliton.co.jp/news/nr/26_05_sss_.html