三井造船株式会社は4月13日、同社の下請け会社から青森県三沢市にある米軍三沢基地に出入りする業者や車両などのリストがWinnyウイルス感染によって流出したと発表した。流出したリストには、工事関係者109人分や車両77台分の情報のほか、新たに通行許可を受けた業者への教育実施報告書や基地内の工事日報も含まれていた。流出の原因はWinnyウイルス感染で、同社が修繕改築工事について米軍と契約した際に、発注先の青森県八戸市内にある建設会社の女性契約社員が、データを自宅に持ち帰っていたところ、ウイルスに感染したと見られる。この女性は、工事の通訳として雇われていたという。三井造船http://www.mes.co.jp/