NTTデータの元社員が取引記録を持ち出しカードを偽造、約3,100万円の被害 | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

NTTデータの元社員が取引記録を持ち出しカードを偽造、約3,100万円の被害

株式会社NTTデータは3月28日、平成17年10月と平成18年2月にローンカードが偽造され不正なキャッシングによる被害が発生した事件について、同社の元社員がコンピュータセンターから取引記録を持ち出した可能性があることが判明したと発表した。この容疑者は過去に同社の社

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株式会社NTTデータは3月28日、平成17年10月と平成18年2月にローンカードが偽造され不正なキャッシングによる被害が発生した事件について、同社の元社員がコンピュータセンターから取引記録を持ち出した可能性があることが判明したと発表した。この容疑者は過去に同社の社員であり、退職後、同社協力会社から派遣されて、平成12年6月から同システムの運用業務に従事し、平成15年5月から平成18年2月までは運用責任者となっていた。

不正に持ち出された情報は、オリックス・クレジット株式会社のローンカードを株式会社仙台銀行のATMから利用したことのある408名義分の取引記録(カード番号、暗証番号など)で、不正に持ち出された情報をもとに、オリックス・クレジットのホームページから、氏名、利用可能枠、利用可能額を閲覧したとみられる。偽造カードによるキャッシングの被害を受けたのは17名で、被害額は約3,100万円に上った。

NTTデータ:ローンカードの取引記録の不正取得について
http://www.nttdata.co.jp/release/2006/032801.html
《ScanNetSecurity》

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