トレンドマイクロ株式会社は3月28日、昨年3月に同社社員(当時)が自宅に持ち帰り個人用PCに保存していた社内データが、同PCのWinnyウイルス感染によりネットワーク上に流出していたと発表した。同社では、現在ネット上に流出している資料や記述に、一部事実と異なるものや流出後に第三者が改竄したと思われるものがあることが確認されたため、発表に至ったとしている。流出した社内データには、打ち合わせメモや該当社員の目標設定表、製品提案用プレゼンテーションなどが含まれていたが、顧客個人を特定しうる情報は含まれていなかった。また、本件に関しては流出時点で社内で事実確認をしており、当時流出を把握した時点で関係する顧客に個別に連絡し、経緯や対応策などについて説明を行ったという。トレンドマイクロ:Winny上への弊社関連情報流出についてhttp://www.trendmicro.com/jp/about/notice0328.htm