北陸労働金庫は2月15日、同金庫のインターネットバンキングを利用している顧客のパスワードなどが不正に盗まれ、顧客の預金が他の金融機関に振り込まれるといった事件が発生しており、同金庫インターネットバンキングで石川県内の顧客が被害に遭った可能性があると発表した。なお、同金庫のシステムから顧客情報が流出したものではないとしている。この顧客の被害額は、約665万円としている。同金庫では、インターネットバンキング利用者に対し、前回のログオン時間を確認することや、「電子メール通知サービス」を登録することを勧めている。また、万一身に覚えのない不審な取引(振込による引出し、メールアドレスの変更など)があった場合は、至急「北陸労働金庫業務管理部」まで連絡するよう呼びかけている。北陸労働金庫:インターネットバンキングでの不正取引についてhttp://hokuriku.rokin.or.jp/tmp/itbk_fusei.pdf