SSHコミュニケーションズ・セキュリティ社は、Secure Shellプロトコル仕様がIETF策定の標準化プロセスで「Proposed Standard(標準化提案)ステータス」を獲得、RFC文書の発行を受けたと発表した。IETFはインターネットの標準化や標準に関する事項を統括管理している国際組織。今回のステータス獲得により、さまざまなベンダの実装間の相互運用性を確実なものにし、製品が標準に準拠するベースとなる。なおSecure Shellは、もともとテキストデータの送受信時のセキュリティリスクを克服し、またFTPなどのセキュアな代替方法として開発された。その後、機能豊富な商用版の開発の要求に応えるために改良されている。現在では、セキュアなシステム管理、ファイル転送、アプリケーション接続として多数に使用されている。 http://www.jp.ssh.com/company/newsroom/article/704/