株式会社シマンテックは1月10日、同社のシステム保護、管理ソフト「Norton SystemWorks」に含まれる「Norton Protected Recycle Bin」機能にセキュリティホールが発見されたと発表した。この機能はMicrosoft Windows Recyclerディレクトリに格納されているが、本機能が格納されるNProtectディレクトリはWindows APIから隠されており、ウイルススキャンが実行されない可能性がある。この機能はrootkitの役割をしているが、この機能が格納されるディレクトリに悪意のあるファイルを置くことでウイルススキャンを回避され、PC上で悪意あるファイルを実行される危険性がある。同社ではこの脆弱性を解消するため、「LiveUpdate」を実行するよう呼びかけている。 http://www.symantec.com/region/jp/avcenter/security/content/2006.01.10.html