シスコシステムズ株式会社は、ネットワークの大規模な感染や脅威を防ぎ、重要な情報資産を効果的に保護する、「Cisco Incident Control System(Cisco ICS)」と分散型脅威軽減ソリューション「Cisco Intrusion Prevention Systems(Cisco IPS)」を発表した。 「Cisco ICS」は、最新ワームやネットワークウイルスの急速かつ広範囲な感染拡大にリアルタイムに対応可能な製品。大規模な感染を瞬時に抑えるインテリジェント機能と、トレンドマイクロの「TrendLabs」が提供するウイルスシグネチャおよびアクセスコントロールリスト(OPACL)を利用して、最新の脅威に素早く反応し、ネットワーク全体を防御することが可能。また、「Cisco IPS」は、ローカルで発生した脅威に対して総合的かつ連携のとれた対処を可能にする、大規模感染防止ソリューション。悪意のあるトラフィックを正確に識別、分類、抑制することによって、業務への影響を未然に防ぐことができる。同社のセキュリティ管理製品「Cisco Security Monitoring、Analysis and Response System(CS-MARS)」バージョン4.1の拡張機能および単体ソフトウェアとして提供される。出荷は11月下旬より。 http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/news/pr/2005/064.shtml