警察庁は11月2日、企業に対し郵送または郵便ポストに投函するなどの方法により、不審なCD-ROMなどが配布される事案が発生しているとして注意を呼びかけている。これらのCD-ROMなどは、金融機関等の名前を用いた偽の封筒に封入されたり、説明文書が添付されたり、CD-ROMなどの表面に企業名などが印刷されている場合がある。CD-ROMなどをPCで使用すると、スパイウェアなどがインストールされ、オンラインバンキングのID・パスワードといった重要な情報が漏洩する場合がある。警察庁では、不審なCD-ROMが届いてもPCで使用しないよう注意し、偽物であると判明した場合は都道府県警察サイバー犯罪相談窓口または最寄りの警察署に相談するよう呼びかけている。なお、このような不審なCD-ROMが千葉銀行や北陸銀行の法人顧客に送付されたことが確認されている。警察庁:CD−ROM等を用いた不正なプログラムの配布事案について(注意喚起):当行を偽装して郵送されるCD-ROMにご注意くださいhttp://www.npa.go.jp/cyber/warning/chuikanki/171102.htm