イーソル株式会社は11月1日、組込み用の小型SSL「PrSSL」を発表した。SSLとはインターネット上のサーバー・クライアント間で、安全に通信するためのプロトコル。同製品はOpenSSLや市販の製品と異なり、組込みシステム向けに特化しており、コードサイズやデータサイズを最小に抑えてあることが特徴。これにより組込み機器の性能を落とすことなく、インターネット上でのデータのやり取りを安全に行えるようになる。またSSLクライアント/サーバの両方(※クライアント認証は対応予定)に対応、暗号アルゴリズムは、RC4、MD5、SHA、RSAに対応している。またOpenSSLとInternet Explorerとの相互接続性も検証済みとなっている。同社ではPrSSLを単体販売するほか、組込み用Webサーバ「PrHTTPD」にPrSSLを組込み、セキュアな組込みWebサーバとしても販売していく予定だ。 http://www.esol.co.jp/company/press/emb_press051101.html