サイバーディフェンス社からの情報によると、Oracle社のReports Developerのバージョン2.0以降で、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、データベースが参照または改竄される可能性がある。脆弱性は入力検証部分に存在する。この脆弱性に対する攻撃コードは実環境で確認されていない。パッチはリリースされていないが、暫定処置は公開されている。問題は、Oracle Reports Developerがレポートを作成する際に発生する。Reports DeveloperのLexical References機能を使用して作成されるレポートの多くは、入力されたデータを適切に監視および検証しないため、SQL挿入攻撃が行われる可能性がある。レポートがユーザ入力のデータを検証しないため、lexical references機能のエンベッドSQLステートメントがURLに挿入され、データベース上で実行される可能性がある。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【22:55 GMT、09、14、2005】