サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のベンダが実装しているTCPネットワーキングプロトコルで、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、DoS攻撃を受ける可能性がある。これは設計上の欠陥である。実環境で攻撃コードの存在を確認している。パッチはリリースされており、暫定処置も公開されている。ICMPエラーメッセージの1つに、タイプ4の「Source Quench」メッセージがある。ルータやエンドポイントは、このメッセージを使用して、リモートシステムに接続速度を低下させるように要求する。この際に通常は、エラーの数とドロップされるパケットの数を減らすために、ルータがワークステーションに「Source Quench」メッセージを送信して、速度を落とすように要求する。これを利用して、不正な「Source Quench」メッセージを送信することにより、リモートエンドでデータを受信する速度を低下させることができる。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【21:31 GMT、09、13、2005】