株式会社東京三菱銀行および株式会社UFJ銀行は9月15日、顧客情報の管理状況見直しのために全店で点検調査を実施した結果、両行合計12万件以上の個人情報紛失が判明したと発表した。内訳は、東京三菱銀行が約5万1千件、UFJ銀行が約7万1千件で、顧客氏名や口座番号、預金残高などが記載されていた。ただし、これらの情報はコムフィッシュの写しであり、専用の読み取り機器を使用しないと閲覧できず、また、誤って廃棄した可能性が高いため、情報が外部に流出する可能性は低いとしている。なお、金融庁の指示で6月末に内部調査を行った際には、両行ともに「紛失はない」としていた。東京三菱銀行:お客さま情報の紛失についてhttp://www.btm.co.jp/press/news2005/pdf/news237.pdfUFJ銀行:お客さま情報の紛失についてhttp://www.ufjbank.co.jp/info/news/index.html