財団法人日本情報処理開発協会は、ISMS認証取得事業者数が1,000件を突破したと発表した。ISMS制度とは、国内の情報セキュリティレベル全体の向上を目的としたもので、組織が適切な情報セキュリティマネジメントを実施していることに対し、審査登録機関が認証を与える制度。2002年4月に本格運用が開始され、本年8月には累計1,014件となった。特に、個人情報保護法が施行された本年4月に大きな伸びを示した。地域別では、関東地区が全体の66%(670件)と大きな割合を占め、近畿地区の10.1%(102件)、中部地区の7.8%(79件)と続いている。また、関東地区では東京(521件)、近畿地区では大阪(66件)、中部地区では愛知(40件)と、大都市に集中する傾向が顕著になっている。 http://www.isms.jipdec.jp/doc/press20050826.pdf