サイバーディフェンス社からの情報によると、Clam AntiVirus ClamAVにリモートから攻撃可能な整数オーバーフローが見つかった。これにより、DoS攻撃や任意のコードが実行される可能性がある。実環境で攻撃コードの存在を確認していない。パッチはリリースされており、暫定処置も公開されている。TNEFファイルの処理の際に、不正なメモリ割り当てが行われる。libclamav/tnef.cのstringの値が攻撃者によって-1に設定される。これは不正なCHMファイルを介して行われる。これにより、ゼロバイトが割り当てられる。メモリの割り当て後、fread()操作が行われ、ユーザの挿入データによってヒープメモリが上書きされる。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【01:11 GMT、7、28、2005】