サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のベンダが実装しているLarry WallのPerlプログラミング言語に、ローカルで攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、root権限が取得されたり、任意のファイルが削除される可能性がある。脆弱性は、バージョン5.8.6以前のFile::Path::rmtreeコマンドに存在する。実環境で攻撃コードの存在を確認している。パッチはリリースされているが、暫定処置は公開されていない。攻撃の際には、他のファイルへのシンボリックリンクが使用される。これにより、例えば、任意のファイルが削除される可能性がある。当該脆弱性は、「複数ベンダーのPerlのFile::Path::rmtreeファイル削除モジュールで不正なファイルパーミッションの脆弱性が見つかる」で報告した脆弱性とは異なる。この記事で報告している競合条件の問題という2つの問題であることがわかった。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【18:20 GMT、7、22、2005】