ヤフー株式会社は7月19日、同社が提供するメールサービス「Yahoo!メール」において、メール送信元のドメインを認証する技術「DomainKeys」を導入したと発表した。本技術は、DomainKeysをメールサーバに導入することで、メールを送信する際に暗号化された電子署名が自動的に添付され、またそのメールを受信するサーバは、受信の際に添付された署名の内容が送信者欄に記されたドメインのものであるかを照合するというもの。このため、送信元のメールアドレスを偽装したフィッシングメールや迷惑メールの場合は正確な署名を添付できず、届いたメールが偽装メールであるかの判断が受信側で可能となる。今後同社は、Yahoo!メールから送信されるメールの一部に電子署名を添付、2005年8月末をめどにすべてのメールに電子署名を添付する計画だ。http://docs.yahoo.co.jp/info/pr/release/2005/0719.html