RSAセキュリティ株式会社は7月19日、デジタル家電や小型情報機器向け統合セキュリティツールキット「RSA BSAFETM Micro Editon Suite」を7月20日に発売した。現在、オフィス機器やデジタル家電においてファイルの暗号化、署名、SSL通信など複数のセキュリティ機能を実装させて安全性向上や高機能化を図っているが、これらの機器では元来、セキュリティ機能を組込みむためのメモリーが小さいため、複数機能の実装には制約がある。RSAセキュリティはこれを受け、従来の組み込み機器向け製品のSSLによる暗号化通信、各種暗号アルゴリズムなどを集約、可能な限りモジュールの共通化を図ってRSA BSAFEMESとして製品化した。モジュールの共通化により、単独製品よりも占有メモリーやコードサイズが抑えられ、リソースへの負担削減を図ることが可能となった。http://www.rsasecurity.com/japan/news/data/200507191.html