株式会社日立製作所は7月13日、「セキュア通信基盤ソリューション」を開発し、7月15日から販売を開始すると発表した。本ソリューションは、同社が開発したデータセキュリティソフトウェアを、企業内の通信ネットワークに適用させるための一連のサービス。このソフトウェアは、企業内通信ネットワーク上に流れるすべての業務データを、既存のネットワーク製品やコンピュータシステム、業務アプリケーションへ変更を加えることなく、高いセキュリティを確保可能とするもので、総務省からの委託研究の成果による技術を採用したもの。ソリューションにはコンサルティングから設計・構築・運用・維持などが含まれる。これにより、従来各種セキュリティ製品の組み合わせやアプリケーション開発により実現していたセキュリティの確保が、ひとつのソフトウェアにより実現されるため、構築期間の短縮が可能となる。また、サーバによる通信データの一元管理が可能となるため、運用コストの低減を図ることができる。価格は個別見積となっている。http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2005/07/0713a.html