三菱電機株式会社は6月30日、セキュリティ機能を強化したビジネス用パソコン「三菱パーソナルコンピュータapricotシリーズ」の新モデルを7月1日から順次発売すると発表した。今回、従来はパスワードを暗号のキーにしていた「EASYCRYPT」に暗号鍵を格納するセキュリティチップ「TPM」を組み合わせ、暗号化したマシンとユーザでなければ暗号化したファイルの復元を困難にする機能を追加した。また全機種に、FDDへの書き込みやプリンタでの印刷を不可にするI/Oロック機能、USBポートを使用不可にするUSBロック機能、ハードディスクへの書き込みをパスワードで制御する機能も搭載している。デスクトップPC「apricotCX Cシリーズ」、ノートPC「apricotAL R4シリーズ」のそれぞれの価格は111,090円から、163,800円から。 http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2005/0630.htm