株式会社福井銀行は6月28日、同行全店で内部管理資料の保管状況を調査した結果、顧客情報の記録媒体が多数紛失していることが明らかになったと発表した。紛失が発覚した内部管理資料は、COMや紙帳票など全45店舗、約17万件に上った。これらの資料には、昭和61年から平成16年の間の顧客氏名、口座番号、預金残高、融資残高などが記載されていた。ただし、約1千件を除き平成13年度以前の資料だという。同行では、誤って廃棄した可能性が強く、外部への情報漏洩の懸念はきわめて低いとしている。福井銀行、お客さま情報の紛失について http://www.fukuibank.co.jp/news/2005/output_lost.html