フュージョン・ネットワークサービス株式会社は6月8日、同社が運営するインターネットプロバイダー「FUSION GOL」において、閉域網とIPSecの技術を組み合せた「クローズドIPサービス」の提供を6月10日より開始すると発表した。本サービスは、インターネットから遮断された閉域網を利用して提供する企業向け多拠点間通信サービス。アクセス回線にはNTT東日本および西日本が提供するフレッツ・ADSLやBフレッツを利用する。FUSION GOLが提供するバックボーンを本サービスの利用企業で共有しながら、同一企業の拠点間についてはIPSecを使った暗号化通信で結ぶことにより、IP-VPNのセキュリティとインターネットVPNのコストメリットの両方を活用できる。また本サービスは6月下旬より、フュージョンが提供する「FUSION IP-Phone」への対応を予定している。 http://www.gol.com/about/ann/ann_20050608.html