サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のOSディストリビューションに含まれているLinux Kernel ProjectのLinuxカーネルに、ローカルで攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、サービス拒否攻撃または任意のコードが実行される可能性がある。この脆弱性はISO9660ファイルシステムサポートに存在する。LinuxカーネルのISO9660ファイルシステムハンドラには、多くの問題が存在する。階層構造の深いCD ISOイメージ(200個のサブディレクトリ)を作成する攻撃コードが存在する。このCDイメージを実行すると、任意のデータが挿入されたり、部分的に破損したISOイメージが生成され、データが破壊される。破壊されたデータを使用すると、ISO 9660ファイルシステムハンドラで問題が発生する。この攻撃コードは複数の欠陥を利用する。しかし、コアダンプのデバッグなど、十分な調査が行われていないため具体的な問題は特定されていない。※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【15:07 GMT、5、27、2005】