大日本印刷株式会社は、ネットワーク上での暗号化、電子署名、電子認証などのセキュリティシステムとして広く利用されているRSA公開鍵暗号システムの脆弱性の有無を診断するシステムを開発したと発表した。新開発したのは、生成した公開鍵が、素因数分解に対する脆弱性を持っているかどうかを判別する方法を研究し、高速かつ簡単にチェックするシステム。公開鍵の脆弱性を事前に診断するサービスは世界初となるもので、同社では自社ICカード発行受託ラインへのチェックシステム組み込みを順次進めており、安全性が確認された公開鍵のみを使用する体制に整える。運用開始は6月1日からの予定。 http://www.dnp.co.jp/jis/news/2005/050512.html