日本電信電話株式会社(NTT)は4月26日、NTT研究所の「ストレージ・セントリック・セキュリティ・システム」の本年度内での商用化に向け、同社本社ビルに本年度から全面導入すると発表した。本システムは、ハードディスクを内蔵しないPC端末からセンターのストレージにアクセスし、OSやアプリケーションをネットワーク経由で起動、ストレージ上のユーザデータ領域を自動的に割り当て(マウント)できるというもの。本システムにより、端末の盗難やハードウェア故障に伴う情報漏洩・破壊のリスクを大幅に低減できる。また、センター内のファイル管理システムとして、NTTアドバンステクノロジ株式会社のドキュメント管理システム「Smart Leak Protect」を採用。各ユーザのファイル操作を監視したり、外部記憶媒体への重要データのコピーを禁止できる。 http://www.ntt.co.jp/news/news05/0504/050426.html