富士通株式会社は、企業向けPC「FMVシリーズ」に、HDDを搭載しない省スペースデスクトップ型の「FMVシンクライアントTC5100」とA4ノート型の「FMVシンクライアントTC8200」を追加し、情報漏洩対策を強化した「シンクライアント・ソリューション」の販売を開始した。同ソリューションは、HDDを搭載しないクライアントPCを使用し、クライアントのアプリケーションと実データをサーバで一元管理することで、データ持ち出し等の情報漏洩対策を強化するというもの。アプリケーション等の資源は一元管理されるため、各PCでのインストールやバージョンアップが不要となり、運用・管理コストの削減も図れる。サーバにはブレード型IAサーバ「PRIMERGY BX600」を用意。基本ソフトには、Windows対応のCitrix社製「MetaFrame」またはLinux対応の同社製「BT Administration Server」を利用する。価格は807万円〜。 http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/04/14.html