サイバーディフェンス社からの情報によると、IBM社のAIXオペレーティングシステムに実装されているTCPプロトコルで、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、システムが不安定な状態になる可能性がある。これは設計上の欠陥である。TCP(Transmission C
製品・サービス・業界動向
28views
サイバーディフェンス社からの情報によると、IBM社のAIXオペレーティングシステムに実装されているTCPプロトコルで、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、システムが不安定な状態になる可能性がある。これは設計上の欠陥である。TCP(Transmission Control Protocol)は、インターネット及び多くの企業ネットワークで使用されている。TCPの実装上の問題により、Reset(RST)およびSYNパケットを精巧に偽装し、TCP通信チャネルを終了させることができる。これまでは、このような攻撃は手間がかかり、大半のネットワークに対しては不可能か、あるいは短時間で実行できないものと思われていた。しかし、最近の情報によると、このような攻撃は数分以内で実行可能であり、成功する確率が高いという。