サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のベンダが実装しているipsec-tools IKEデーモンのracoonで、リモートからDoS攻撃を受ける脆弱性が見つかった。この脆弱性は入力検証部分に存在する。汎用パケットヘッダの前処理でエラーが発生し、当該デーモンがDoS状態になる可能性がある。この処理の途中で、パケットのヘッダがスキャンされ、パケットの長さが確認される。次のヘッダが見つかると、パケットの長さが0か、あるいはパケットの長さを超えていないかどうかをチェックし、条件を満たす場合に解析を中止する。ヘッダの長さ自体をチェックし、汎用ヘッダを格納するに十分なスペースがあるかどうかは確認しない。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【16:05 GMT、3、31、2005】