日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は3月29日、顧客の個人情報を取り扱うCRMシステムなどで、短期間で顧客データベースへのアクセスをきめ細かく制御するアクセス管理技術を開発したと発表した。今回開発したアクセス管理技術とプライバシー評価エンジンの「Tivoli Privacy Manager for e-business」を組み合わせて導入すると、既存システムにはほとんど変更を加えずに、部門ごとに参照できる個人情報を限定したり、顧客の同意のない情報を非表示にするなど、個々のシステムから顧客データベースへのアクセスをきめ細かく制御できるようになる。プライバシーポリシーの変更も容易に行える。