サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のOSディストリビューションに含まれているEthereaで、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。この脆弱性は、複数のバージョンのEtherealの3GPP2 A11プロトコル解析部分に存在し、不正なCDMA2000 A11 RADIUSパケットをキャプチャすると任意のコードが実行される可能性がある。この問題は、packet-3g-a11.cファイルのdissect_all_radius()関数に存在する。最大サイズが256バイトのCDMA2000 A11 RADIUSパケットに対して16バイトしか割り振らない。この脆弱性により、バッファサイズが256バイトまで指定されると、ユーザのデータによってスタックメモリが上書きされる可能性がある。また、長さに0または1が指定されると、長さが1減少したときに整数オーバーフローが発生し、2^32バイトのデータがスタックにコピーされ、システムがクラッシュする可能性がある。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【19:17 GMT、3、13、2005】