Linuxカーネル2.6.11のsys_epoll_waitにローカルで攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかる | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

Linuxカーネル2.6.11のsys_epoll_waitにローカルで攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかる

 サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のベンダのOSディストリビューションに含まれるLinux Kernel ProjectのLinuxカーネルバージョン2.6.11に、ローカルで攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかった。これにより、低位メモリが上書きされる可能性がある

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 サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のベンダのOSディストリビューションに含まれるLinux Kernel ProjectのLinuxカーネルバージョン2.6.11に、ローカルで攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかった。これにより、低位メモリが上書きされる可能性がある。これは、sys_epoll_waitが適切に処理されないことが原因。変数MAX_EVENTSが適切に定義されないと、任意のサイズのデータが当該変数に渡される可能性がある。この結果、変数maxeventsが他の関数に渡される際に適切なサイズで制限されず、低位メモリが上書きされる可能性がある。


※この情報は株式会社サイバーディフェンス
 ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。
 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については
 下記のアドレスまでお問い合せください。
 問い合わせ先: scan@ns-research.jp
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【12:32 GMT、3、09、2005】
《ScanNetSecurity》

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