トレンドマイクロ株式会社は3月8日、2005年2月度の日本国内におけるコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポートを発表した。発表によると、2月度のウイルス感染被害の総報告数は2,736件と先月(3,610件)から大幅に減少した。上位に「WORM_AGOBOT」、「WORM_RBOT」、「WORM_SDBOT」とBOT系プログラム3種がランクイン。これらは2002年にオリジナルが登場して以来、亜種は多くとも報告が少なかったBOT系の不正プログラムで、昨年末より報告数が増加している。公共機関やセキュリティベンダの呼びかけやメディアによる多くの報道で、ユーザにBOT系の認知が浸透してきており、その危険性に対し警戒が高まってきたことが大きな要因の1つとして考えられるとしている。http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2005/mvr050308.htm