2005年2月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表(IPA) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

2005年2月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表(IPA)

 独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)は3月3日、2005年2月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。発表によると、2月の届出件数は4,150件で、1月(4,880件)から15.0%の減少となった。また、ウイルスの検出数は約246

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 独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)は3月3日、2005年2月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。発表によると、2月の届出件数は4,150件で、1月(4,880件)から15.0%の減少となった。また、ウイルスの検出数は約246万個と、1月(約334万個)26.3%の減少となっている。中でもW32/Netskyは1,064件となり、12ヶ月連続で千件を超える届出が寄せられた。以下、W32/Bagleが458件、W32/Mydoomが333件と続く。W32/Netskyは総検出数の約9割を占め、依然として圧倒的に蔓延している。一方、コンピュータ不正アクセス届出状況では、2月の届出件数は63件となり、1月(31件)の約2倍となった。ただし、被害届出件数は9件で1月(9件)と同水準であった。被害届出の内訳は侵入が5件、その他が4件(非正規ユーザの正規ユーザID使用によるなりすまし3件、不正プログラムの強制ダウンロード1件)であった。侵入5件のうちWebサーバが乗っ取られ、フィッシングに悪用されたという被害事例が1月に引き続き2月も報告されている。

http://www.ipa.go.jp/security/txt/2005/03outline.html
《ScanNetSecurity》

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