ソフトイーサ株式会社は、「SoftEther VPN 2.0」の最新評価版となるBeta2を公開、同社サイトで無償ダウンロード提供を開始した。Beta2では、VPNServer内で動作している仮想HUBと、VPN Serverを動作させているコンピュータの物理的なLANカードとの間で、Layer-2ブリッジ接続を構成することができる「ローカル ブリッジ接続機能」が新たに追加された。これにより、Windows98/Me/2000を含めたすべてのWindows上でブリッジ接続が利用可能となっている。また、昨年末に配布された「User-mode Router 2.0」のNATルーティン機能、簡易DHCPサーバ機能を完全に統合し、新たに「SecureNAT」機能として搭載した。この他にも、Windows Server 2003 SP1への正式対応や各種ログファイルの改良などが行われた。同じくBeta2となった「Client 2.0」も、セキュリティ機能の強化、接続設定のインポート/エクスポート機能の搭載など、各種機能が拡張・改良された。現在、Windows版を公開中。その他のOS対応版は3月以降公開予定。http://www.softether.com/jp/news/050224.aspx