米RSA Securityは2月15日、各種ワンタイム・パスワード(OTP)メソッドを企業アプリケーションおよびインフラストラクチャに確実に統合する作業を単純化できる、5つのオープン仕様をリリースすると発表した。さらに、6番目の仕様も近くリリースされる予定としている。新しいOTP仕様の一部は、接続されたトークンのサポートに重点が置かれており、残りは接続されたトークンと接続されないトークンの両方に関連したものとなっている。提案されている仕様は、クレデンシャルのライフサイクル管理に関連するクレデンシャルの作成、保管、管理、証明、利用の5つの主要分野にも対応しており、「ワンタイム・パスワード・クレデンシャル・プロビジョニング」、「ワンタイム・パスワードの検索」、「ワンタイム・パスワードの移送と検証」の3つの基本分野に分けられる。同社では、認証ソリューション「RSA SecurIDテクノロジー」にこれらのメソッドを統合する計画だという。http://www.rsasecurity.com/japan/news/data/200502151.html