日本オラクル株式会社、株式会社ラックなどデータベース関連会社10社は、データベースのセキュリティ技術を推進する任意団体として「データベース・セキュリティ・コンソーシアム」を設立した。同団体は、4月の「個人情報保護法」施行を控え、各企業、団体が情報管理への取組みを強化する中、データベースのセキュリティに関する知識、技術に精通した専門家が少ないことを懸念して発足したもので、データベースのセキュリティ分野における高度なデータ保護や管理に関わる標準的技術の確立、高度情報通信ネットワーク社会での安全なITシステムの構築、運用管理の推進などを目的としたもの。会長には日本オラクルの代表取締役社長の新宅正明氏、事務局長はラックの代表取締役社長三輪信雄氏が就任。事務局はラック社内に設置されている。現在参加企業は10社だが、2005年末までに会員数100社へ拡充したいとしている。http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1311