F5ネットワークスジャパン株式会社は、SSL VPNアプライアンス「FirePassリモートアクセスコントローラ」の最新バージョン5.4日本語版を2月後半より出荷すると発表した。最新版では、暗号化処理を行う専用チップの搭載やすべてのアクセスモードで動作する圧縮機能などにより、ファイル転送時のパフォーマンスが最大60%向上。同時接続キャパシティも2倍に強化された。また、複雑なポリシーを簡単に定義できるグラフィカルインタフェースをSSL VPN製品としては初めて搭載するなど、管理の簡素化と運用コストの削減を図っている。他にも、ログオンを許可する前に、ウイルス対策ソフトウェアの動作やシグネチャ更新、パーソナルファイアウォールの動作、Windowsのパッチレベルなどをチェックする「クライアント完全性チェック機能」を搭載し、エンドポイントセキュリティがより強化された。旧ユーザは無償でアップデート可能。http://www.f5networks.co.jp/ja/news/hot1_index.html