サイバーディフェンス社からの情報によると、NICクライアントとして構成されているIBM AIXバージョン5.3に設計上の欠陥が見つかった。これにより、root権限が不正に取得される可能性がある。/etc/passwdファイルのコンテンツが正しく処理されないため、この行が解析されると「+」という名前のrootアカウントが生成され、ブランクのパスワードが設定される。このため、ローカルネットワークにアクセスできるユーザであれば、簡単にroot権限を取得することが可能となる。NISサーバの任意のアカウントでAIXシステムにログオンし、root権限を取得することができるため、これは重大な問題となる可能性がある。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【21:37 GMT、1、31、2005】