株式会社シマンテックは1月13日、同社のリモートコントロールツールの最新版「pcAnywhere 11.5」を発表した。今回発表された最新版では、対応OSおよび周辺機器が拡大された他、セキュリティ機能が大幅に強化された。追加されたセキュリティ機能としてはFIPS(連邦情報処理規格)140-2(レベル2)認証を取得したAES暗号の採用、ホストアドレスブロック機能、ログイン情報をデフォルトで暗号化、RSA SecurIDを含む多彩(13種類)な認証方式の採用、インテグリティチェックなど。今回のバージョンではクロスプラットフォーム対応も進められており、Linuxシステムをリモート管理できるpcAnywhere Linux Host、JavaベースのWebブラウザからWindowsとLinuxのpcAnywhereホストを管理できるpcAnywhere Web Remote、Microsoft Pocket PCデバイスからpcAnywhereホストを管理できるpcAnywhere Mobileなどの機能が追加されている。価格はコンプリート版(ホスト&リモート)標準パッケージが17,640円〜、ホスト版が11,340円〜、発売は1月20日より。