トレンドマイクロ株式会社は1月13日、2004年のウイルス感染被害年間レポートを発表した。レポートによると、2004年に同社に寄せられた被害報告件数では「WORM_NETSKY(亜種も含む)」が1位であり、次いで「TROJ_AGENT」、「JAVA_BYTEVER」となっている。同社の「TrendLabs Japan」のウイルス解析担当者は2004年の傾向として「マスメール型ワームの世界的流行」「セキュリティホールへの攻撃」「Webサイトでダウンロードされるトロイの木馬」「日本発のウイルス」「BOTプログラムの大量発生」をあげており、それらと併せて、今後懸念されるウイルスの傾向として、セキュリティホールが発見されてからパッチが作成される前に攻撃が仕掛けられる「ゼロデイアタック」をあげている。http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2004/mvr2004-12.htm