トレンドマイクロ株式会社は、2004年12月度の日本国内コンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポートを発表した。今月のウイルス感染被害の総報告数は3,815件と、先月の3,723件から大きな変化はなく、全体的な傾向も変わっていない。ランキング内のワーム型を除く8種類すべてがWebでインストールされるタイプで、トロイの木馬が小規模な流行を繰り返す傾向は継続している。また、12月に現われた新種か前回ランキング外であるものがランクインされており、トロイの木馬型の入れ替わりが激しいことがうかがえる。トロイの木馬型のひとつひとつは1〜2週間という短期間に被害が集中した後、これを配布するWebサイトが閉鎖し、また新たなトロイの木馬を仕込んだ別のサイトが立ち上げるといったサイクルが定番になってしまっている。http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2004/mvr0412.htm