セコムトラストネット株式会社は、エバラ食品工業株式会社にICカード社員証を利用した高度なセキュリティソリューションを導入したと発表した。今回エバラ食品に導入したICカードは、ソニーのFeliCaカードで、オフィスの入退室管理機能とPCを第三者からの不正使用を防止するPCセキュリティ機能を1枚の社員証で実現した。社員、契約社員を対象に現在700枚が発行され、社員と契約社員は色帯で識別する等、厳格な運用管理体制が整備された。 今回の導入のトリガーとなったのは、エバラ食品が昨年11月にJASDAQ市場へ上場したこと、また2005年4月個人情報保護法施行を前に、情報漏洩対策は顧客や株主への責任遂行上、企業経営の重要な課題と位置づけ、取り組んだセキュリティ対策のひとつという。社員に負荷を掛けず高度なセキュリティ対策が実現できることから、来年施行される個人情報保護法対策ソリューションとして、オフィス移転や社員証制作を検討している企業からの採用が確実に増えている。エバラ食品導入事例サイトhttp://www.secomtrust.net/news/2004/ns_ebara20041216.htmlセコム社員証ソリューションhttp://www.secomtrust.net/news/2004/ns_shainsho20041216.html