日本アルカテル株式会社は、「OmniSwitch(オムニスイッチ)」の新製品として、ユーザ認証VLANを搭載した10ギガビット対応のボックス型レイヤ3スイッチ「OmniSwitch 6800」シリーズ3製品を発売した。本製品は、持ち込みPCによるウイルス感染や情報漏洩などを防ぐエンタープライズ向けのギガビット・スイッチ製品。1ポートで複数のユーザ認証ができ、ユーザ毎に異なるVLANに振り分けることが可能な「マルチVLAN機能」を搭載。サードパーティの検疫/資産管理システムや侵入検知システムと連動させることが可能で、これにより企業のセキュリティポリシーに適合しないPCを検疫VLANに隔離することができ、強固な検疫ネットワークを構築することが可能。10/100/1000イーサネットポートの他、2005年第1四半期に出荷開始予定のモジュールを追加することにより10ギガビットまで対応できるほか、40ギガビットのスタッキングバスを搭載しており、最大8台までのスタック接続が可能。参考価格は10/100/1000イーサネットポートを44個搭載する「OS6800-48」が210万円〜、24個搭載する「OS6800-24」が160万円〜、ギガビットイーサネットポート(SFP)を24個搭載する「OS6800-U24」が150万円〜。http://www.alcatel.co.jp/jp/content/press/omniswitch6800jplaunchtcm74162961635.jhtml