日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社は、同社で開発したカードアプリケーション「Smart Folder PKI」がセキュリティの国際規格であるISO15408のEAL4認証を取得したと発表した。同製品は、ICカード(MULTOSスマートカード)上で動作するPKI関連アプリケーション。PKIで用いられる鍵(公開鍵・秘密鍵)をカード内で生成することができ、鍵の削除や署名の生成、暗号メールなどのデータの復号、デジタル証明書のインポート/エクスポートが行える。また、ISO15408は製品に対するセキュリティ設計が必要十分であることを専門家が認証する制度で、今回取得したEAL4は一般向け製品における最高のセキュリティ保証レベル。同認証を取得しているソフトウェア製品は国内で3件のみ。同社では、今回の認証取得で得たノウハウを活かし、製品・システム開発に関するコンサルテーションサービスの提供を開始している。http://hitachisoft.jp/News/News292.html