ソフォス株式会社は12月1日、2004年11月の「月間トップ10ウイルス」を発表した。11月は新ウイルス「Sober-I」「Bagle-AU」が発生したものの、2004年3月に発生した「Netsky-P」および2004年6月に発生した「Zafi-B」が上位を独占するという結果になった。11月に新たに発生したウイルス「Sober-I」の影響力は特に大きく、11月19日に発見されたにもかかわらず、11月のチャートの2位となった。また、古くから存在している「Netsky-P」と「Zafi-B」は、発見当初から対策があるにも関わらず、未だに蔓延し続けている。なお、11月に検知、駆除対応した新規ウイルスは1,379件、現在までに検知したウイルス数は合計で9万7,535件。11月に使用されたメールのうち5.6%(メール18通に1通)以上がウイルスメールであり、先月の4.6%よりは明らかに上昇している。http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20041201topten.html