米ウェブセンス社は11月11日、「Websense Master Database」に新たなキーロガー・フィルタリング・カテゴリを追加し、「Websense Enterprise」の機能拡張を行ったことを発表した。これは、2004年に話題になった悪質なコードのうち、100種類以上にキーロガーが組み込まれていたことや、現在数百種類ものキーロギング・アプリケーションが無料でダウンロード可能となっている状況を受けたもの。Websenseセキュリティ・プレミアム・グループが提供する新しい「キーロガー」というインターネット・コンテンツ・サブカテゴリは、キーロギング・アプリケーションを含むアプリケーションやサイトへの従業員のアクセスを積極的に管理することで、新しいレベルのセキュリティを実現し、記録されたキーストロークを入手しようとする第三者へのインターネット・トラフィックから組織をブロックする。これにより、より強固なセキュリティ層を実現し、キーロギング・アプリケーションの起動を防止できるとしている。http://www.japan.websense.com/company/PressReleaseDisplay.php?Release=041111786