独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は11月4日、2004年10月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。10月の届出件数は4,654件で、9月の5,404件から3ヶ月ぶりに5,000件を下回った。また、ウイルスの検出数は312万66個と、9月の約350万6,000個から11.0%減少したが、依然として高水準で推移している。なお、W32/Netskyは1,243件の届出が寄せられており、8ヶ月連続でワースト1の届出。続いてW32/Bagleが485件、W32/Mydoomが385件となっている。また、ワースト1のウイルスW32/Netskyの検出数は約270万個で、9月の約300万個から1割減だが、依然としてウイルス検出数全体の86.9%を占めており、圧倒的に蔓延している状況が継続している。http://www.ipa.go.jp/security/txt/2004/11outline.html