サイバーディフェンス社からの情報によると、S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)でエンコードされたメッセージのASN.1(抽象構文記法1)で、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。当該脆弱性の詳細は不明であるが、これにより、メッセージングシステムがクラッシュする可能性がある。現在判明しているのは、メッセージシステムのエンティティが、正しく処理できず例外的なASN.1要素を含むメッセージを送信すると、アプリケーションをクラッシュさせ、別の攻撃を仕掛けることができるということであり、クライアントソフトウェア及びサーバソフトウェアが当該問題の影響を受ける可能性がある。当該記事の掲載時点で、これ以上の詳細は明らかにしていない。